不妊の原因


内分泌・排卵因子による不妊の原因

性腺刺激ホルモン

脳下垂体から出るホルモン(FSH・LH)によって卵巣が刺激され、卵胞が成長し排卵します。
脳からの指令が正常に行われないと、排卵障害の原因になります。

高プロラクチン血症

プロラクチンは脳から分泌されるホルモンで、通常は出産時に乳汁を分泌するホルモンです。
また月経や排卵を抑える働きがあるため不妊の原因になります。

黄体機能不全

排卵後の卵胞(黄体)から分泌される、プロゲステロンは着床や妊娠の維持に必要なホルモンです。
何らかの原因によって分泌されない事があります。

多嚢胞性卵巣症候群

卵巣の中に10mm以下の小さな卵胞が、10個以上存在している状態です。
卵胞の発育に時間がかかる・主席卵胞が上手く育たない・上手く排卵しない といった事が不妊の原因となります。

早期卵巣機能不全

20~30歳代で卵巣機能が低下して無月経となったり、場合によっては43歳未満で早期に閉経してしまう状態。卵巣に卵胞が残っている場合には誘発して排卵できる可能性がある。

卵管因子による不妊の原因

クラミジア感染症(卵管周囲癒着・卵管閉塞)

クラミジア感染症の症状は女性では自覚しにくく、現在・過去に感染した事により卵管の癒着や閉塞の原因になります。性行為感染症の一つです。

 卵管留水腫

卵管采が閉じてしまい、水がたまった状態。卵管采が閉じていると、排卵した卵子を卵管に取り込む事ができないため不妊の原因となります。クラミジア感染症などが原因です。

子宮内膜症

子宮内膜以外に内膜組織ができてしまう。卵巣・卵管・直腸・腹腔などにできると、卵子の成長の妨げ、排卵障害、卵管障害、ピックアップ障害の原因となります。

ピックアップ障害

何らかの原因により、卵巣から排卵した卵子が卵管采に上手く取り込めないために不妊の原因となります。 受精障害

卵子の質・免疫によるもの、精子の質によって受精が上手くできないことがあります。

子宮因子による不妊の原因

子宮奇形

子宮の奇形により、着床の障害になる

アッシャーマン症候群

子宮内膜が癒着した状態。受精・着床の原因になる

子宮筋腫

女性に4人に1人が発症し、経過観察となることもある。数やサイズが大きい場合には、不妊の原因にもなる。

子宮腺筋症

子宮筋層に内膜症組織ができた状態。着床の障害になる

 

不育症

 免疫性

自己免疫に異常がある場合、不育の原因となります。
同種免疫異常は夫婦の間で染色体が似ているので、不育の原因となります。

凝固系

血液凝固因子の異常がある場合、不育の原因となります。

男性因子

乏精子症・精子無力症・無精子症・無精液症・性交障害

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